ブログ
2018/01/25
治療に関すること
☆遅れてくる筋肉痛☆
こんにちは。院長の廣橋 傑です。
今回は「歳を取ると遅れて筋肉痛がくるのはなぜか？」ついてお話したいと思います。
若いころ一生懸命運動した後は、翌朝に筋肉痛が出ていたはずが、歳を重ねるとともに遅れてやってくるようになります。
人によっては三日後なんて人もいる、加齢を痛感させられる瞬間でですね（笑）
時間をおいてから発生するタイプを遅発性筋肉痛と言います。
これについて乳酸の仕業ではないかと考えられていたが、最近では普段使わない筋肉を使ったり長時間筋肉を酷使したりすることによる、筋肉組織の炎症と考える説が有力です。
痛みは、傷ついた筋肉が再生するときに生じるものだと言われています。
では歳をとるとその再生時間が遅いため、遅れて筋肉痛が出現すると考えるが、じつは医学的には、遅発性筋肉痛の出現と加齢により遅れることはないとされています。
しかし多くの人が経験するその事実に納得はできない事も多くありません。考えられる理由はいくつかあります。
同じ運動でも若いときと歳をとってからの筋肉や身体の使い方が違っていて、身体への負担が違うのが一つの原因です。
また、痛みを感じる発痛物質の出現も遅くなるのもその一つです。
加齢と共に胃酸が出るのが遅くなるのと一緒で、筋肉痛を感じるための発痛物質も遅れて出現するのです。
急な筋トレや久々の筋トレには氣を付けて下さいね。
翌日筋肉痛が来なくて、まだまだ若いと感じていたのが実は遅発性で数日後に激痛が襲ったなんてならないように。
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