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2018/01/10

院長ブログ

☆腰痛症の考察②☆

前回の伸展型腰痛症に続き、今回は「屈曲型腰痛症」についてお話します。

屈曲型腰痛症は、主に腹筋背筋のアンバランスが原因で腰椎が屈曲位をとることで痛みが増強します。
以下に各論としての原因を列挙します。

痛みが強く出る動作の例
1. 立った姿勢から前屈する。(骨盤の前傾が不足しているため、骨盤が後傾し腰椎前弯が消失して腰への負担を強める)
2.   靴下を履く。
3.   長座(足を伸ばして座る姿勢)を続ける。
4.   急にしゃがみこむ。
5.   物を投げる際のフォロースルー(リリースから投げ終わった後の動作)で背中を丸めるとき。
 
<考察>
 日常生活で、股関節を十分に動かさずにいると、股関節後面の筋肉(大殿筋やハムストリング等)が徐々に柔軟性を失われます。
そうなると、体を曲げるときに股関節を十分に曲げることが困難になり、骨盤を十分に前傾出来なくなります。
その結果、腰背部の筋肉が硬くなり、さらに体を曲げるときには、その硬くなった背筋が引き伸ばされて痛みを発します。
その他アライメント異常(股関節・膝関節)、背筋力の低下および前縦靭帯の緊張、魚椎変形(骨粗鬆症などによる)も原因のひとつとして考えられます。
背筋の働きにくい環境、腹背筋のアンバランス、腰椎のマルアライメント等を引き起こし、実際痛みとして生じるわけです。


原因をしっかり見定めて、当院独自の腰痛施術を受けることで早期に回復することが出来ます。
気になる症状、ご相談あれば気軽にお問い合わせください。


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