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2018/04/30

治療に関すること

☆しびれの正体☆

こんにちは、院長の廣橋 傑です。
今回は「しびれ」についてお話します。
皆さんは一度はしびれを経験したことないですか?長時間正座をした後や重たい荷物を長く持った時など感じたことはないですか?
このしびれの正体をお話したいと思います。

「しびれ」の正体
正座を長い時間していると、下肢がジンジンした感覚になり「足が、しびれてきた!」という感覚に誰もがなります。
身近に感じる「しびれ」とは、ジンジン感が足に来ることを言います。しかし、「しびれ」と表現している言葉は同じであっても、具体的にはいろいろなしびれの症状に遭遇します。
「しびれ」という症状は医学的にどのように位置づけられ、そしてその場合にはどんな症状を示すのか解説していきます。

<知覚脱失と知覚鈍麻>
皮膚に触れたとき、まったく感じない、完全に感覚が伝わってこない状態のことを知覚脱失(アネステジア)と言います。
知覚が完全にわからない状態ではなく、鈍いけれど認知できる状態のことを知覚鈍麻(ヒペステジア)と言います。
知覚鈍麻は、障害の程度で知覚の症状もさまざまです。

<異常知覚>
正座をした後、ジンジンする感覚が続くことがあります。通常は感じないはずの症状が続き感じることを、異常知覚(ジセステジア)といいます。
知覚脱失と知覚鈍麻は「正常な感覚がわからない」状態であるのに対し、異常知覚は「異常な感覚がわかる」という状態であることに気づくことができます。
医学的にみると、知覚がわからなかったり鈍かったりすることは、まともな知覚伝達ができていないことであるから、伝達をつかさどる神経が正常に作用していません。
したがって、異常知覚はまっとうでないながらも神経伝達は一応行われていることから、障害としては知覚脱失や知覚鈍麻の方が大きいといえます。
患者さんからみた自覚は、異常知覚の方が重症と訴えることが多いです。

<錯覚感>
錯覚感(パレステジア)とは、広い意味では異常知覚の中に含まれるが、異なる知覚として感じられることを意味しています。
例えば、冷たい刺激に対して、熱く感じるといった元来とは別の感覚として伝達されます。

<知覚過敏>
知覚が実際以上に強く感じられる現象です。
歯磨きなどで、口をゆすぐ時に感じたり、患部に少し触れたときに激しい痛みを感じることで生じます。知覚過敏を示すのは主に痛覚です。

<神経痛>
高齢者の方はよく筋肉痛や関節痛もなんでもかんでも神経痛であると思いがちです。しかし、これはまったく別で条件さえ揃えば若い人でも起こすことがあります。
肘を机の角にぶつけたときにビリッと「しびれた!」と誰もが感じます。実はこれが神経痛の代表的所見です。
特徴をまとめると、一瞬の電撃的な痛みであることと神経の枝に沿った領域に広く波及すること、痛みが走った後しばらくの間痛みの広がった領域に違和感が残る、ということです。
神経はいわば電線の束のようなものなので、異常な力が外から加えられると、神経線維の間で異常な漏電・放電が生じます。
この異常な漏電・放電現象が神経痛として感じられます。ところが、この漏電・放電が高頻度に反復すると、ヒリヒリ・ビリビリといった感覚になり神経痛もしびれと感じるのです。

<異痛症>
異痛症(アロディニア)とは、必ずしも「痛」というほどではなく、程度が軽ければ違和感だけのこともあります。
アロディニアとは実際に痛覚などを起こすほどではない程度の刺激であるにもかかわらず、痛覚などが引き起こされてしまう現象のことを示します。
大まかに分けて2種類あり、神経組織に傷がある場合とない場合があります。
神経組織に傷がある場合のほうが、症状がだらだらと持続性であることが多く、組織に傷がない場合には、特定の条件のときだけに現れるという傾向があります。

<深部知覚障害>
深部知覚は関節知覚とも呼びます。目をつぶっていても、腕や肘を曲げているとき、曲げていることを自覚できます。これは関節知覚が正常に働いているからです。
正座をしていると表在知覚だけでなく、深部知覚も一次的に機能が低下します。
このとき下肢に関節知覚の障害があると「他人の足のようだ」という表現が適切だと感じる人が多いようですが、この感覚をしびれと表現する人もいるので注意が必要です。

<運動麻痺>
通常しびれとは、感覚神経系になんらかの異常が現れたために感じる現象ですが、状況によっては運動神経系の異常であったとしても、しびれとして感じられることがあります。
もっとも一般的であるのは、脳梗塞を起こしたときで麻痺のある部分にしびれを感じる人が多いです。しびれを漢字で書くと「痺れ」となるが、これは「麻痺」と同じ意味です。
ところが麻痺とは運動神経の障害に対して用いられています。医学用語として感覚神経の異常に対して「知覚麻痺」などという用語は存在しません。
しびれとは、感覚神経の症状に対して主に用いられる言葉です。
脳梗塞を起こした人も急性期を過ぎるとしびれの表現をしなくなります。

一つしびれと言っても様々なしびれが存在します。

気になる症状あれば、気軽にご相談下さい。
全力であなたのお悩みに取り組みます。
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